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幼児教育特別講演会(ソエタール先生講演会・9/16)のお知らせ
この度、フランスを代表する幼児教育学研究者である、ミシェル・ソエタール先生をお招きして特別講演会を実施することになりました。日本語通訳もございますのので、皆様お誘いあわせの上ご参加ください。
現在、フランスでは様々な子育て支援政策を打ち立て、欧州で最も高い出生率を誇っている国として知られています。また幼児教育においては、わが国で議論になっている「幼児教育の無償化」と「教育費負担の軽減」を早々の国家的課題として実現させました。就学前の教育支出の公財政負担の割合でみると、わが国が50%(半分は各家庭の負担)であるのに、フランスでは95%が公的負担でまかなわれています。今回、フランスの代表的な幼児教育学者であるソエタール先生をお迎えし、このようなわが国が範とすべきフランスの幼児教育について、出生率の低下と子育て支援といった教育行政の話から、幼児教育の内容にわたるまで、広く最新の状況をお話ししていただきます。
■日時:2009年9月16日(水)13:00~15:00(12:30受付開始)
■場所:広島大学大学院教育学研究科 第一会議室
■講師:ミシェル・ソエタール先生
■日本語通訳あり・参加費無料
プロフィール:
文学・人間科学博士。現在、フランスの西部カトリック大学名誉教授。専門は教育学。フランスの著書として『ペスタロッチー』(1987)『フレーベル:教育と人生』(1990)『教育とは何か?』(2001)など多数。フランスを代表する幼児教育学者であり、表現や環境についても造詣が深い。
お問い合わせ先
広島大学大学院教育学研究科
附属幼年教育研究施設
Tel:082-424-6887
Fax:082-424-5261
担当:岡花