講演会・シンポジウム・セミナー
平成20年度幼児保育研修セミナー
これまで幼年教育研究施設と広島大学附属幼稚園のスタッフを中心に,保育に携わる先生方を対象とした「幼児保育研修セミナー」を開催してまいりました。本年度も下記の要領で開催を予定しておりますので,皆様方お誘い合わせのうえ多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
記
期日:平成20年10月11日(土)・10月18日(土)・10月25日(土)
会場:広島県生涯学習センター(広島市東区光町2丁目1-14JR広島駅新幹線口・北口から約700m 電話:082-262-2411)
時間:いずれの日も13:30から15:00まで(受付は13:00より)
*参加費・申し込みは不要
10月11日 (土)
幼児の運動能力と自由遊び
落合さゆり(広島大学附属幼稚園養護教諭)
附属幼稚園では、平成18年度より体力測定を実施しています。その結果から、運動能力別にみた幼児の遊びの傾向と幼稚園における自由時間の実際の遊び内容を比較・分析を行いましたので、ご紹介したいと思います。幼児が心身ともにバランスよく成長するためには、活発な身体活動は欠かせないことです。運動能力別にみた遊びの傾向を知っていただくことで、子ども達が、遊びの中で楽しく運動能力を高めるための環境作りや保育の参考にしていただければと思います。
10月18日 (土)
子どもの遊びと発達
岡花祈一郎(幼年教育研究施設助手)
幼児期における遊びの重要性は昔から言われてきました。今回は、遊びを通して子どもに何が育つのかを問題にするのではなく、遊びのなかで子どもはどのような感情体験をしているのかに注目してお話したいと思います。遊びという現象に内在するワクワク感やドキドキ感が、それ以外の様々な経験や学びとどのようにつながっていくかを考えていければと思います。
10月25日 (土)
障害のある子どものためのリトミック
七木田 敦(幼年教育研究施設教授)・阿瀬田久美子(児童デイサービスはみんぐ土曜教室)
子どもにとって「動くこと」は生活そのもので、発達の原動力ともなるものです。それは身体・運動面にプラスになるだけではなく、コミュニケーションの基盤や社会性の発達にも影響を与えます。セミナーでは障害のある子どものリトミック指導の中で、子どもが何を思い、何を願っているのかをいかにキャッチするか。そして子どもが自ら動きだせるように関わるか、リトミックの実技を通して考えてみたいと思います。(動きやすい服装でご参加下さい)
問い合わせ
広島大学大学院教育学研究科
附属幼年教育研究施設
〒739-8524 東広島市鏡山1丁目1-1
TEL:082-424-7111FAX:082-424-5261